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専用機を製造する生産管理者の工程管理

桜井製作所は、自動車部品や航空部品や建設機械部品を切削する工作機械・専用機を設計・製作しているメーカーになります。

専用機や工作機械の完成品は、保全担当者様や生産技術者様も実際に見て・操作されていると思いますが、その設計図面から完成までの流れはなかなか知る機会は少ないと思います。

今回はそんな専用機・工作機械が図面から完成するまでの流れをご紹介したいと思います。専用機・工作機械メーカーの生産管理者(桜井製作所では、製品の図面から工程毎、完成までのの日程の管理)が、仕事における最も注意してい点は、加工の視点を含んだ納期管理です。

桜井製作所の売れ筋の多軸ヘッドチェンジャーであるCUBICで良くある話をご紹介したいと思います。生産管理者の立場から、特に気にかけている部品がギヤと軸、カバー(ギヤボックス)です。

多軸ヘッドチェンジャーを製作する場合、最も製作納期がかかる製品はギヤや軸になります。ギアや軸の場合はSCM材を削り出して製作する上に、加工精度が1/1000mmになることもしばしばです。

他にも、ヘッドチェンジャーの重要部品であるヘッドチェンジのギヤボックスであるシールプレートやクラスタープレートもギヤや軸と同様に製作に納期がかかります。というのも、シールプレートやクラスタープレートは、鋳造部品になるため、毎回オーダーメイドの型の製作が必要になるからです。

鋳造部品は(FCの場合)

①型の設計 ⇒ ②型の製造 ⇒ ③鋳造(型へ溶解したFC材を流す) ⇒ (④熱処理) ⇒ ⑤粗引き ⇒ ⑥研磨 ⇒⑦仕上げ(穴加工)

非常に付加価値の高い、加工精度が求められる部品においては、仕上げ工程で、穴加工を行います。というのも、加工基準面の平面度を⑥研磨工程で確保してからでなければ、⑦仕上げ工程での穴の位置や形状が精度だしができないからです。

今回ご紹介したのは、専用機・工作機械のギヤや軸、ギヤボックスなど重要部品についての内容でした。高精度の部品が100点以上ある専用機・工作機械があり、生産管理のために様々な知識がありますので、今後もすこしずつ紹介していきたいと思います。