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工作機械の組立のレベル出しについて

マザーマシンと呼ばれる工作機械は、

100点以上の部品点数を誇る日本が世界シェアNo.1の生産財です。

 

部品点数が多い機械の仕様スペックが高くなればなるほど機械部品の精度や電機制御技術が必要になります。電気制御技術は、プログラミング技術の進化により高度な加工を実現していますが、昔ながらの物理的な組立技術もなくてはならない要素です。

日本の高精度加工や自動化・省人化が得意な専用機や工作機械を製造する中での重要工程である組立技術について、本日はご紹介したいと思います。

工作機械の組立が日々の業務の私は、 『 1/1000mmの加工精度がある工作機械を組立てる際の、一番のポイントはなんですか?』 とたまに聞かれることがあります。

この質問に対して、一言で回答は難しいのですが、

『 初めから最後まで、絶対に手を抜かないこと 』 です。

一般的なわかり易い例でお話しすると、ボルト一つの締め付け具合、それも2つのパーツを固定する際にも何十か所となるボルト締めを、均一に締めるなどの鋭い観察力と丁寧な仕事が必要です。

専用機・工作機械には、『レベル出し』と言われる土台の水準出しが重要です。この土台の水準出しを1/100mmで行うコトで、初めて素材を1/1000mm単位で切削することにつながっていきます。

< 工作機械の水準出しのポイント(4点だしの場合) >

1. 水準器を置く場所の清掃。(クリーナーを使った掃除・砥石かけ)

2. 凹凸がないことの確認(人の手のひらによる接触検査)

3. 上記を踏まえて水準器の設置・測定(X・Yを測定)

4. はじめに、X方向かY方向のどちらか1つのレベルを確保

5. 残る方向のレベルを、下げる方向でレベル調整(中には逆方向もあります)

6. 補助的なレべリングブロックを設置

 

高精度水準器

高精度水準器 (工作機械用)